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聖母マリアが結んだ縁までをも引き裂くテロ

今日のパリ3月30日

夏時間になってから、あっという間に日が長くなったパリ。
これからたくさんの”美しすぎる夕焼け”が見られるのが楽しみです。
今日はぶざいくなエッフェル塔が撮れたので
リベンジでプランタン食品館のテラスにでも行って綺麗なエッフェル塔の写真を
撮ってこようかと考えておりまして、天気予報を見ると明日も雨。
じゃあ別の日に行こう、と朝起きてみると快晴。
誰がどこの何を見てパリの天気を”予想”しているのでしょうか?
家の近所に(パリ市内ではあまりメジャーではありませんが)
SUPER Uというスーパーがあります。

とある日に買い物に行ったら、入り口に張り紙があり、
「正午に1分間扉を閉めます。」と言う内容。
機械点検にしても1分間なんて、変だなぁと張り紙を読み進めると、
「黙祷の為です」

あ、そうか!と。
3月23日フランス南部のトレブで起こったテロ事件。
その現場となったのがこのSUPER Uでした。

https://www.challenges.fr/top-news/les-fiches-s-des-consignes-de-surveillance_576442

その後のニュースで多く耳にしたのがこの2点
①FICHE S (フィッシュS)=ファイルS
②人質の身代わりになり死亡したアルノー・ベルトラーメ氏について

【①FICHE S (フィッシュS)=ファイルS】
犯人は「FICHE S」という国の監視体調のカテゴリーの対象になっている人物でした。
このFICHE S(=ファイル S)対象人物の監視体制について、
今のフランスは十分なのかどうか?が話題に。

Q;フィッシュSとは、

A;「FICHE S」は2015年パリ同時多発テロ後からニュースで耳にし始めました。
公的安全または国家安全保障への重大な脅威を防止するための監視対象者リストです。
「S1」から「S16」のランクに分かれていて、
例えば「S14」はシリアやイラクから帰還したジハージストがリストに入れられます。

Q;フランスにはどのくらいの人物が登録されているのか?
A;現在フランスには約2万6000人のフィッシュSにリストされている人物がおり、
テロリスト関連では約10500人の名前が挙がっているそうです。

Q;どうやってリストされる?
A;la Direction générale de la sécurité Intérieure (DGSI)
=国内治安総局(仏国内を対象としたテロリズムやサイバー犯罪などに対抗する業務および防諜を担当する情報機関
もしくは
la Direction du Renseignement de la Préfecture de Police (DRPP).
=各県の警察情報機関
が人物をリスト化します。
DGSIもしくはDRPPは国際協力上の他国からの情報、小さな情報など得られた情報から
対象人物を調査し対象者を調査。
1年更新で、ヨーロッパのシェンゲン圏内で情報は共有されます。

Q;監視体制は?
A;リストに挙がる約2万人の人物を24時間監視することは不可能だと。
しかし、例えばリストに上がった人物が国境を超える時など、
その人物を追跡することが可能になったりします。
また、フィッシュSにリスト化された人物が必ずしも犯罪を犯す(した)人物ではなく、
その恐れがあるとみなされる人物も含まれています。

(Fiche Sを調べていましたら、フランスでは国のサイトで
「ストップジハーディスト」と言うサイトがあるんですね!)STOP  DJIHADISME.GOUV.FR

【②人質の身代わりとなったアルノー・ベルトラーメ氏】
今回のテロ事件では女性が人質に囚われました。
現場に駆け付けた国家憲兵隊(日本語に訳すとおかしい!)の
Arnaud Beltrameアルノー・ベルトラーメ氏が人質の身代わりとなりました。
彼は4発の銃弾を受け、さらに頭部に傷を負い死亡。

Le figaro

パリのアンヴァリッドで行われたアルノー・ベルトラーメ氏の追悼式で
エマニュエル・マクロン首相は

Paris Match

「彼を殺害した犯人の名前がすでに忘却のふちに沈む一方で、
アルノー・ベルトランの名前はフランスの英雄的行為を表す名前となりました。
そのレジスタンス精神は、私たちが誰であるか、
フランスがジャンヌ・ダルクからド・ゴール将軍に至るまで、
何のために常に闘ってきたのかをこれ以上なく明確に示してくれます。
フランスはすべての覇権、すべての狂信主義、すべての全体主義に対し、
その独立、自由、寛容と平和の精神のために闘ってきたのです」と述べました。
最後にベルトラム氏をレジオン・ドヌール勲章コマンドゥールに叙し、
憲兵隊大佐に任命。(在日仏大使館訳

そして。。。
またアルノー・ベルトラーメ氏は妻のMarielleマリエルさんと
(市民的には結婚していましたが、)宗教的結婚式を6月に予定していました。
しかし、彼の生死があやぶまれた3月23日の夜。
急遽、病院のベッドの上で結婚式を挙げたそうです。
その数時間後にアルノー・さんは息を引き取りました。。。

アルノーさんとマリエルさん。
2009年アルノー・ベルトラーメ氏はカトリック信者になりました。
2015年Sainte-Anne-d’Aurayサン・アン・ドワレイへの巡礼の後、
アルノーさんは聖母マリアに人生の伴侶となる女性との出会いをお願いします。
すると、アルノーさんは将来の伴侶となるマリエルと出会い、
2016年8月に結婚したそうです。(La CROIX

こんな風に運命的に出会った二人まで引き裂くテロが
世界の至る所で消滅することなく起こっているのは心が痛みます。

À demain 

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