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PARIS-ZIN Interviews Episode 6

今日のパリ5月30日
PARIS-ZIN Interviews Episode 6はパリでガイドをなさっている
森本育子さんにお話しを伺ってきました。
様々なご経験がおありでこちらまで何か動き出したくなる!
そんなバイタリティーのある女性でした。
どうそご覧ください。



森本さんは大学卒業後、旅行会社の営業を担当。
その後、添乗員の資格を取りツアーコンダクターとして
パリはもちろん全世界を動きまわっておりました。

仕事をこなすうち何かひとつ言語を極めたい、との思いがつのり
1993年 ; "これまでも仕事で来て知っていた"パリに
今度は学生として降り立ちました。

当時は今ほど情報がなかった為、学生ビザひとつ取得するのにも大変苦労したそうです。
学生としての新しいパリ生活は、オーペアなどをしながら
フランス語の勉強をする日々でした。
 
1995~1996年;結婚&出産、そして
添乗員時代から知り合いだった男性と結婚し、出産。
ご主人はとても映画好きな方。
かなりの量の映画レーザーディスクをお持ちで、
度々ご自宅に友人達を招き映画の試写会をしていたそうです。

出産後、森本さんは育児に専念しておりましたが、日常のふとした瞬間に
”仕事をしていないのも嫌だなあ”と頭を過ることが・・・

そこで、家に人を招いて何かすることが多かった森本家でしたので、
「あ、そうだ!家でフリマをやったらどうだろう!」
と思いついたのです!
友人達に声をかけてみると、
あれよあれよという間にドサ――っと予想以上にかなりの量が集まりました。


1997年;第1回ご自宅でフリマを開催
 
イメージ
第1回フリマは大盛況に終わりました。
これは面白い!と感触を得た森本さん
驚くべきことに第1回ご自宅フリマの僅か1か月後には店舗を借り

1997年;リサイクルショップBIS
(BIS=アンコール  また再び再生という意味)をオープン!!

森本さんのご実家は商売をしておられ、もともと商売が好きだった森本さん。
とてもわくわくして血の騒ぐスタートになったそうです。

今は交流サイトやSNS上で情報交換が世界中どこにいても容易にできますが、
90年代はネットが今ほど普及しておらず、日本の情報入手の手段が限られていて
日本語の本やビデオがとても有難く回し読みなどをしていた時代。
こうして「物が人から人へと動くと当時に人と人とのつながりが生まれていく」
リサイクルというものは素晴らしい!と森本さんは感じました。

リサイクルショップBISではオープン当初は綺麗にディスプレイしていたのですが、
お客さんはごちゃごちゃしたところから、発掘するのが好きだとわかり、
わざと雑然と商品を置いていきました。
そうするとお客さんも喜んで毎日通って来られる方もいたそうです。

その後店舗と並行して、会場を借り度々フリーマーケットも開催。
蓋を開けてみると日本人だけでなく、フランス人や多国籍のお客さんが
訪れてこれまた大盛況に終わりました。

時は流れ2000年代に突入します。
状況が変わって日本人駐在員の数も減り、状態の良いものを引き取ることが難しくなり
(フランス人の家に買い取りに伺えば、
“新品“”と言っても20年前のじゃない?!(笑)という物ばかりが出てくるそうです)
さらにネットの普及によってネット上での売り買いも盛んになり、

2006年3月31日;9年間の営業をもってリサイクルショップBISを閉店します。

世間の状況が変わったのもありますが、
「商い」とは「飽きない」とも言えることで、
飽きないで続けることが商売ですね、と森本さん。


2009年;ガイドの仕事再開
ある日、日本のエージェントから“ワインツアーの添乗をしないか”
との提案が舞い込んできました。
ワイン好きのお客様をフランス各地のワイナリ―へご案内する仕事です。

引き受けたのはいいのですが・・・
この時はワインについて知識が浅く、さらにミステリアスなワイン専門用語
(辞書にも載ってないような独特の単語をたくさん使いますし、
鉱物についての単語も出てきます) についても詳しくなかったので、
打ちのめされるような経験だったそうです。
この経験を生かしてワインについて勉強し始めた森本さん。

その後ワインツアーが入ってくるようになり、地方へ出かける機会が多くなると、
パリとはまた違った美しさに気づきます。
リサイクルショップでお店に立っているのも面白い仕事だけど、
こうして外に出て美しい場所を発見して
ガイドの仕事はとても素晴らしいと感じる日々でした。


2014年7月;「アルザスワイン街道 お気に入りの蔵をめぐる旅」出版
アルザスワイン街道 お気に入りの蔵をめぐる旅
森本 育子 (著) Kindle版もあり

森本さんは日々のガイドの仕事の中で、
そういえば、アルザス地方(ワインツアーで初めて訪れた)はこんなにいい場所なのに
まだ日本に知られてないのはもったいない!
私が先駆者として「アルザスを有名にしよう!」
ガイドブック出版に取り掛かったのです!

4年間かけて、4000枚にも上る季節毎の写真をお一人で撮って、
お一人でワイナリーを取材し完成された懇親の1冊。
美しい写真とともに丁寧なルート案内や、
ワイナリーについての説明が記されています。
どの季節に行っても楽しめる内容になっています。
「アルザス地方は今ではクリスマスマーケットとしては少しづつ有名になってきたけど、
ぶどうの実る季節は黄金色になってすっごくいい場所よ、
恋する気持ちでのめり込んで4年間通い続けました」と森本さん。
~まえがきより~
Amazon.jp 単行本こちら Kindle版こちら
パリではジュンク堂パリ店で購入できます。

これまで本の出版も経験もなくなかなか出版社が見つからなかったそうです。
ワイン関係の出版社に行ってみればブルゴーニュやボルドーならまだしも
アルザスの本なんて。。。と言われ苦悩しましたが
最終的に長野県の鳥影社から出版が決定し2014年7月初版が発売となりました。

そして現在は「ロワールのお城とワイン」について執筆中とのことです。
とっても穏やかにお話しされる森本さん。
ですが・・・
内面は誰もやっていない新しいことを求めるバイタリティーがおありで、
前に前に進んでいく迅速な行動力があり、
こういう女性になりたいなぁと思う憧れの女性像の方でした。

なんと2015年には厳しい授業と試験の上、
フランス政府公認ガイドGuide Conférencierの資格を取得し、
現在はガイドのお仕事と執筆に尽力を尽くしておられます。

新しい本の出版も楽しみにしております。
インタビュー誠にありがとうございました。

モチベーションが上がってまた明日!
 À demain
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