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【PARIS-ZIN Interviews Episode1 】Mme Yoshiko Yokoyama

【PARIS-ZIN Interview】 ~Episode1 Mme Yoshiko Yokoyama  ~

モンソー公園の程近く、閑静な住宅街17区。
75017
2012年秋が始まろうとしていた頃 横山芳子さんは
単独渡仏しこの地に降り立ちました。
日本では音楽教師を務めあげ、
退職後メロディ クラシック フランセーズ
学ぶためにパリを目指したのです。
パリ
パリ行きは長年の夢、どうしてもパリ!という思いがあったわけではなく、
(むしろフランスが大好きだったのはご家族の方だったとのこと)
あれやこれやと運命に従って、長期滞在ビザを持ってパリ到着。

渡仏後すぐはフランス語を習得するために
パリ・カトリック学院大学付属語学学校ICPに入学。
フランス語
なかなか壁が高いフランス語の勉強でしたが、
気の合うクラスメイトや先生に恵まれ日々の買い物は困らなくなりました。
といっても、、早口でしゃべりまくるフランス人の話す事はちんぷんかんぷん
習慣も違う土地で新しく生活を築いていくのは
本当にpetit à petitプチタプチ、少しづつです。

例えば銀行口座を開設したり役所に手続きに行く事など、
日本ではなんでもないことが、
パリではストレスとして日々圧し掛かってくるのです。

こんな事も。
とある年の冬。静岡育ちの身には厳しいパリの寒さ。
暖房を思う存分つけていたら電気代が
 2ヶ月で800€(当時約10万円)の請求が!
あぁ、、、高すぎる勉強代!そう思うしかない!
こんな日々の色々がありながら月日は流れていきます。
 
さて、目的の歌の勉強。
語学の勉強と並行して、先生について個人レッスンをスタートしました。
日本の大学からもわざわざ習いに来るという経験豊富な先生です。
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個人レッスンを開始して数か月たった頃、
この先生も教えていらっしゃる特別講習会が
南仏ニースで開催されることに。
月―金の週5日のレッスンが2週間という特別集中コース。
芳子さんはもちろん参加。単身ニースに出発したのです。
ニース
ニースの穏やかな波音とは反して、はじめは厳しいレッスンでしたが、
最後にはお褒めの言葉をもらう程に。
キュートな外見からは想像もつかない、
沸々と湧き上がるバイタリティーみなぎる女性なのです。

また芳子さんはエコールノーマルへ入学の申し込みをします。

エコールノーマル

エコールノーマルパリ=École Normale de Musique de Parisとは。 
フランス、 パリにある私立の音楽院。フランス国立高等音楽院、一部地域圏立音楽院らと共に、
フランスの私立音楽院としては、現在唯一の音楽実践における
フランス政府認定の高等教育機関である。(wikipedia)
 
校内に入り階段を上ると、なんと日本でお世話になった先生のお宅にあった
タペストリーと同じ絵柄のものが飾られていたのです。
心躍り、そして遠くから聞こえる生徒さんの歌声を聞きながら
入学申込書類を提出して来ました。
しかし数日後ポストに届いた手紙にはいい返事が書いてありませんでした。
コネ社会でもあるフランス。
推薦状でもあれば良かったのですが、あいにく持ち合わせていなかったため
入学とはいきませんでした。
 さらに個人レッスンの先生は遠方からパリに通っていたため
今後のレッスンが困難な状態に。

さてはて、どうしたもんかと思っていた矢先の時です。

芳子さんは近所に合唱団があることを発見します。早速見学に向かいました。
「あら、見学だけなの?」
「とりあえず今日は。。。」
しかし、見学の際に合唱団チームが練習していた曲を
芳子さんはすらすらと歌い上げたのです。
そして半ばスカウトのようにこの合唱団に入ったのです。

これまでパリでは友人のコンサートに友情出演。
見事な歌声で客席からは「Bravo!!!」の拍手喝采を浴びます。
ステージ
また、パリで2011年から毎年行われている東日本復興イベント希望祭
さらに先月は昨年から参加しているシャンソン教室の発表会と、
芸術の都パリで美しい歌声を響かせています。

歌を披露する場面を重ねる毎に急成長していく芳子さんですが、
その陰にはもちろん成長を支える努力があるのです。

通っていた合唱団の指揮者に紹介して頂いた
ランス人の素敵な女性の先生との 個人レッスンで日々練習に励みます。
とても丁寧にレッスンをしてくださる先生とのこと。
(もうこの頃にはフランス語で先生とやりとりができる程にフランス語は成長)
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 さらに、ピアニストにはこれまた素敵な男性についてもらい切磋琢磨の日々
ピアノ 楽譜 
たくさん書き込みのある楽譜

素晴らしい先生やピアニストに巡りあえたのも運命。
「この先生に出会わなかったら、とっくに日本に帰っていたわ」と芳子さん。
きっと前向きな彼女に運が味方してくれているのでしょう。
社交的で一歩自宅のアパルトマンから出れば「Coucou, ça va?」と
みんなが声を掛けてくれる人気者。

そんな横山芳子さん。
今月20日に単独リサイタルをパリで開催するというのです。
会場選択からチラシの準備、当日の軽食の手配などなど予想以上の忙しさに
最近の日々は東奔西走しているそうです。
 パリやパリ近郊にお住まいの方々
是非足を運んで芳子さんの歌声とともに素晴らしい日曜日の午後を過ごしませんか。
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コンセールミモザ パリにて ~真珠のようなメロディーのかずかず~
Yoshiko Yokoyama chante avec Hugo Vellenne au piano
日時;11月20日(日) 午後3時より
場所;Galerie Grand E’ternaギャラリーグランエテルナ内サロン
3 Rue de Miromesnil, 75008 Paris
・メトロ9・13番線「Miromesnil」駅下車 ・メトロ1・13番線「Champs-Élysées Clemenceau」駅下車
・52番バス「Beauvau」下車
入場無料 軽食あり
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明るく前向きな芳子さんはお話を伺っているこちらも
何かに打ち込みたくなるような刺激を受ける女性でした。
Mme Yoshiko Yokoyama
Mme Yoshiko Yokoyama

 

 
【PARIS-ZIN Interview】Episode2は12月の予定です。お楽しみに。
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